保育園での上手な寝かしつけの3つの方法とは?

2021.05.31保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

保育園では、お昼寝タイム(午睡)がありますが、中々寝付かない子どもを寝かせるのに骨を折っている保育士は多いのではないでしょうか?子どもを寝かしつけるためには、様々な条件やコツがあります。

今回は、保育園でお昼寝をさせる理由と、上手な寝かしつけの方法についてわかりやすく解説します。

保育園でお昼寝をさせる理由とは?

1日の長い時間を保育園で過ごす子どもたち。遊びや製作活動はもちろん、お昼寝は子どもの心身の成長や脳の発達にとって重要な意味を持っています。

保育園のお昼寝の一番の目的は、まだ体力のない子どもの体と脳を休ませて、リラックスさせること。睡眠は体力の回復だけでなく、集中力や記憶力も高めるため、午前中の遊びや学びの記憶を整理します。また、子どもの成長ホルモンは、眠っている間に最も分泌されるため、睡眠は子どもの成長にとって非常に大事なものなのです。

そして、子どもが安心して睡眠するためには、保育士が上手に寝かしつけを行うことが重要です。それでは、上手な寝かしつけの方法を見ていきましょう。

寝かしつけの方法①環境を整える

寝かしつけには、まず、子どもたちが安心して眠ることができる環境を整えてあげることが必要です。

  • オルゴールや心地良い音楽を流したり、子守唄を聞かせる

 ゆったりした音楽を流し、リラックスした雰囲気を作ることで、子どもたちの入眠を誘います。

  • 寝やすい衣類を用意する

 子どもは体温が高いので、服やタオルを増やすと寝苦しくなってしまうことがあります。衣服は大人よりも一枚少ないぐらいがちょうどいいでしょう。

寝かしつけの方法②適度なボディタッチ

子どもの体に優しく触れて、温もりとリズムを与えて眠気を誘うのも、寝かしつけのポイントです。

  • 背中をトントンする

添い寝をしながら、子どもの呼吸に合わせて背中をトントンしたり、さすってあげましょう。

  • 足や手を温める

 手足がポカポカ温まると眠くなるので、手足を優しく握ってあげることで、温もりを感じさせましょう。

  • 頭を撫でる

頭を撫でたり、眉間から鼻にかけてさすると、まぶたが閉じやすく入眠を誘います。眉間に優しく円を描くように撫でてあげると、眠りにつく子も多いです。

寝かしつけの方法③絵本の読み聞かせ

子どもたちの隣で絵本を読んであげたり、創作のお話などをしてあげるのも、効果的です。子どもは話の内容よりも、声に安心を感じるので、優しく語りかけるように読み聞かせを行いましょう。

また、読み聞かせの絵本は、0歳〜5歳までの年齢別に、それぞれの成長に合わせた絵本があるので、担当する子どもに合った絵本を選ぶようにして下さい。

まとめ

子どもたちの健やかな成長にとって、お昼寝はとても重要です。中にはすぐに寝付けない子もいるかもしれませんが、焦ってイライラしたりせず、見守ってあげる気持ちが大切。

子どもたちが安心して入眠できるよう、環境を整えたり、適度なボディタッチをしてあげることで、安心感を与えて入眠を誘いましょう!

 

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