認定こども園とは?わかりやすく保育園・幼稚園などとの違いを解説!

2021.06.02保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

保育園や幼稚園で保育者として働くことを目指している皆さん、「認定こども園」という施設はご存知ですか?認定こども園は、保育園と幼稚園の両方の良さを兼ね備えた施設です。今回は、注目度が高まっている認定こども園について、わかりやすく保育園・幼稚園などとの違いを解説します。

保育園・幼稚園との違い

地域や園により差がある場合がありますが、主な認定こども園、幼稚園、保育園それぞれの主な違いを以下にまとめました。

認定こども園で働くために必要な資格・免許

認可こども園で働くために必要な資格は、以下の通りです。

満3歳以上:幼稚園教諭+保育士の併有が望ましいが、いずれか一方を持っていればOK

満3歳未満:保育士資格が必要

幼保連携型認定こども園では、保育教諭(幼稚園教諭+保育士)の資格が必要ですが、2025年3月31日までは経過措置期間として、どちらか一方の資格を持ち、一定の実務経験がある場合は保育教諭として働くことができます。

認定こども園とは

認定こども園とは、保育と幼児教育を一体的に行う施設です。いわば、幼稚園と保育園の両方の良さを兼ね備えている施設と言えます。 認定こども園には、保護者のニーズや地域の特性に対応できるよう、4種類のタイプがあります。

  • 幼保連携型こども園

教育をしっかりおこなう幼稚園と、長時間子どもを預かる保育園の両方の機能を併せ持つタイプ。認定こども園として独立し、教育機関かつ児童福祉施設として文部科学省と厚生労働省から認可を受けている。

  • 幼稚園型

既存の幼稚園に、保育園の機能が追加されたタイプ。本来の幼稚園ではおこなっていない、1日の教育時間終了後の保育もおこなう。

  • 保育所型

既存の保育園に、幼稚園の機能が追加されたタイプ。本来保育園に入所できない子ども受け入れ、幼稚園的な教育をしながら預かる。

  • 地域裁量型

認可外の保育施設が都道府県の認定を受けることで、地域の規定や特性に沿って、教育・保育を行う。

 

まとめ

認定こども園は、幼稚園と保育園の両方の良さを兼ね備えており、そこで保育者として働くことで、様々なことを経験できたりスキルアップを望めます。メリットが多い一方、幼稚園か保育園のいずれかで働いた経験がある方にとっては、少しハードルが高く感じてしまうかもしれません。園によっても方針や過ごし方は多様なので、認定こども園への理解をさらに深め、職場の選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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