《オススメの勉強法》保育士試験に独学で合格するには?【保育業界Q&A】

2020.08.28保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

保育関連の学校を卒業していない場合、保育士として働くためには保育士試験に合格する必要があります。保育士試験は出題範囲が広く難易度が高いため、短大や専門学校で勉強し資格を取得したという方が多いですが、中には独学で突破している人も一定数います。今回は、保育士試験に独学で合格するためのオススメの勉強法や必要な勉強時間についてご紹介します。

保育士試験の難易度

保育士になるためには、保育を専門的に学ぶ学校(大学・短大・専修学校)を卒業していない場合でも、年に2回実施される保育士試験に合格することで、保育士資格を取得することができます。

しかし、保育士試験は合格率が20%前後しかない難関資格。それでも、異業種からの転向やキャリアップのために保育士試験を独学で合格している人も一定数います。

保育士試験には、筆記と実技の2つの試験があり、両方に合格する必要があります。合格の難易度が高い理由としては以下の2点。

・9教科すべてに合格する必要がある

・すべての教科で60点以上が合格ライン

しかし、一度合格した科目は3年間有効とされ、再受験する必要はありません。また、試験は年2回実施されるので受験しやすいというメリットもあります。勉強するべきポイントを押さえて試験合格を目指しましょう。

必要な勉強時間

独学で保育士試験の勉強を行う場合、個人差はありますが、必要な勉強時間は合計90時間程度と言われています。1日1時間ずつ勉強すれば、3ヶ月くらいで達成できる時間ですね。

まずは過去問を1年分解いてみて、得意・不得意を把握してから、それぞれの勉強時間を決めていくと、効率よく勉強ができます。

長期にわたる勉強はモチベーションの維持が難しく、勉強効率も下がります。短期間で集中して試験対策を行うと良いでしょう。

独学での勉強方法

保育士試験合格に向けた独学での勉強方法は主に2パターン。

  • 通信講座

大手予備校や通信資格講座などで、保育士試験対策の講座もあります。通信講座のメリットは、勉強面のサポートが手厚いこと。教材は保育士試験に合格するために試験を研究し尽くして作られているので、試験のポイントを効率よく押さえて学習を進めることができます。

  • 参考書

ご自身に合った参考書を購入し、勉強することで試験を突破することも可能です。参考書は常に最新版のテキストを使用するようにしましょう。古いテキストでもある程度は対応可能ですが、分野によっては制度の改正に伴い、解答に変更が生じている場合もあります。

また、補完ツールとして、Webサイト上に公開されている過去問を解いたり、ブログ形式の体験記やYouTubeでの対策動画などを見るのも良いでしょう。

実技試験に関しては、合格者や専門家に教えてもらうことが一番の近道。中にはピアノ教室や絵画教室に通う人もいます。また、動画コンテンツの利用もオススメです。

ピノキオ幼児舎にも独学で保育士試験に合格した職員がおりますので、ぜひ下記記事も参考にしてみてください。

異業種から保育士に挑戦!子どもたちや保護者にとってより良い保育者になりたい【保育士に聞こうVol.4 野口恵子】

http://hoiku-note.pinoh.co.jp/hoiku-voice/hoikushinikikou04/

子育てと仕事の両立を実現!歳を重ねても子どもたちと触れ合っていたい【保育士に聞こうVol.2油井直子】

http://hoiku-note.pinoh.co.jp/hoiku-voice/hoikushinikikou02/

まとめ

独学で保育士試験を合格することは非常に難しいですが、不可能なことではありません。各教科のポイントをしっかりと押さえて対策することで、難関を突破することが可能です。独学で保育士試験合格を目指している方は、自分に合った勉強方法やペースで学習を進めしょう。

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