異業種から保育士に転職!子どもたちや保護者にとってより良い保育者になりたい【保育士に聞こうVol.4 野口恵子】

2020.08.19保育士に聞こう , ★新着記事 , ★おすすめ記事

小さな子どもたちの成長に間近で携わることができる職業として人気のある保育士。子どものお世話はもちろん、保護者対応から事務作業まで、仕事は多岐に渡り大変な一面もありますが、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。

「保育士に聞こう」では、ピノキオ幼児舎で働いている保育士にインタビューし、入社の経緯から仕事の魅力、職場環境、将来の目標まで、“保育に掛ける想い”を聞いていきます。保育士を目指している方は、現場で活躍する先輩たちの生の声から、自身が保育士として働く姿をイメージしてみてください。

 

保育士を目指そうと思ったきっかけは? 

私は、実は新卒で入ったのは証券会社で、3年間正社員として働いていました。その後は、派遣社員として証券会社や新聞社などで事務職を中心に転職を繰り返し、多種多様な仕事を経験してきました。ピノキオ幼児舎に入社したのは2019年2月で、保育士では初めての職場になります。

保育士を目指したきっかけは、地域のイベントでボランティアとして子どもたちと触れ合う機会があったことです。子どもたちと接する中で、“子どもと関わる仕事をしたい”という気持ちが芽生えました。

これまで経験した仕事とは全くの異業種ではありましたが、次の転職のタイミングで保育の仕事にチャレンジしてみようと思い、見つけたのがピノキオ幼児舎でした。

ピノキオ幼児舎との出会いは?

転職活動の中でピノキオ幼児舎を見つけたのですが、「ひとりひとりに、のびやか保育。」というフレーズ(保育理念)に惹かれました。学校というと、みんなが一緒に同じことをするみたいなイメージがありますけど、ピノキオ幼児舎はひとりひとりの個性を大切にしているという印象を受けて、エントリーしました。

当時はまだ保育士資格を持っていなかったので、ピノキオ幼児舎に入社してから試験を受け、今年の3月に取得しました。独学で参考書を読んだりインターネットで講座を受けたりして勉強しましたね。

実技試験では、子どもたち相手に3分間素話をするという「言語表現に関する技術」の実技があったんですけど、それに向けて園長先生や周りの先生に合間の時間を縫って指導をしてもらいました。そんなサポートをいただいたおかげで、無事資格を取ることができました。

仕事内容と保育士としてのやりがいは?

今はまだクラスは持っていないのですが、他の担任の先生と一緒に、受け入れから朝の会、お散歩、給食、午睡、おやつといった一連の流れを見ています。

今まで経験してきた事務職の仕事と違い、保育は臨機応変に対応しなければいけないことが多いです。ピノキオ幼児舎は、保育者全員で子どもたちみんなを見ていくというスタンスなので、自分の至らない部分は他の先生にもサポートをしてもらいながら、日々勉強させていただいています。

私は子育て経験がなく、オムツを替えるのも初めてだったので(笑)他の先生に丁寧に教えてもらいながら、いっぱい気付きを得ています。

私が保育士という職業を選んだ理由の一つとして、“子育てに関わってみたい”という想いがあったので、仕事を通じて子どもと関われるのはすごく幸せです。子どもたちの寝顔とかを見ていると、「あ〜可愛いなぁ!」と思って非常にやりがいを感じますね。

日々大切にしていること・心掛けていることは? 

命を預かっているという意識を常に持つことを心掛けています。子どもたちの気持ちにまだまだ寄り添えきれていない部分もあるのですが、「今どう感じているんだろう?」ということを考えながら、子どもたちと全力で向き合っています。

一日を振り返ると、足りないことや反省がいっぱいあるので、それを次に活かしていくようにしています。同じことをしてしまうこともあるんですけど(笑)

遊びや散歩の中で「子どもの急な動きに対応しなければいけない」「こういう時はこういうことに気をつけなければならない」というのは、私はまだ感覚として読みきれない部分がありますが、他の先生は先を予想して動けていたり、子どもの気持ちを上手に汲み取ったりしているので、それを真似して自分に取り込めるようにしたいと思っています。

職員との人間関係や仕事の環境面で良いと感じるところは?

小規模園なので、子どもや保育に関する色々なことを園長先生や他の先生に相談・共有できるので、非常に恵まれた環境にあるなと思います。私が今までやってきた派遣での業務は一人で任されることが多く、チームワークという意識をあまり持ったことがなかったので。「保育はチームワークで」というように、疑問やわからないことがあった時には他の先生がすぐ答えてくださるので、とても心強いです。

これからチャレンジしてみたいことは?

日々学んでいる真っ只中ですが、一刻も早く子どもたちやお父さん・お母さんにとってより良い保育者になれるよう、他の先生の良いところを見ていきながら、日々発見と実践を続けていきたいです。

また、私が保育士という職業を選んだ理由として、社会に何か少しでも役に立ちたいという想いもあったので、仕事を通じて保育士不足の問題解決にも貢献できれば良いなと思っています。

 

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