子育てと仕事の両立を実現!歳を重ねても子どもたちと触れ合っていたい【保育士に聞こうVol.2 油井直子】

2020.07.13保育士に聞こう , ★新着記事 , ★おすすめ記事

小さな子どもたちの成長に間近で携わることができる職業として人気のある保育士。子どものお世話はもちろん、保護者対応から事務作業まで、仕事は多岐に渡り大変な一面もありますが、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。


「保育士に聞こう」では、ピノキオ幼児舎で働いている保育士にインタビューし、入社の経緯から仕事の魅力、職場環境、将来の目標まで、“保育に掛ける想い”を聞いていきます。保育士を目指している方は、現場で活躍する先輩たちの生の声から、自身が保育士として働く姿をイメージしてみてください。




保育士を目指そうと思ったきっかけは? 

私には3人の子どもがいて、全員保育園育ちです。トータル12年間保育園に我が子を預けていたんですけど、送迎時に色んな子どもたちと触れ合うじゃないですか。どの子も一人ひとり違って可愛かったので、保育園の雰囲気が好きだなと感じて、その雰囲気の中に自分も入れたらいいなと思ったのがきっかけです。

たくさんの先生たちにお世話になりましたが、中でも長男が年長の時の担任の先生がとても素敵な方でした。その先生は、ただ優しいとか明るいだけではなく、泣いちゃってたりグズってたりしている子がいても、全部をそのまま受け止めてくれるような包容力があり、保育を楽しんでいました。そんなイキイキしている先生を見て、“こんな先生のように歳を重ねられたら幸せだな”と思いました。また、“自分が歳をとっても小さい子どもたちと触れ合っていられたら幸せだな”と。我が子はどんどん成長してしまうので(笑)


ピノキオ幼児舎との出会いは?

私は大学卒業後にホテルに就職しまして、結婚、長男出産を機に退社。その後はネットショップ事務のパートをしていたのですが、我が子がある程度大きくなってきた頃に、ちょうど保育園で素敵な先生との出会いがあり、保育士への転職を考え資格の勉強を始めました。

そんな中、バスに乗っている時にピノキオの園を見つけて、ピノキオ幼児舎の求人情報などを調べたところ、「のびやか保育」の理念にも共感。無資格でも働けることを確認し応募しました。そして2012年に入社し、同年に資格も取得。2016年までは1日5時間勤務のパートとして働いていましたが、2017年度からは正社員として働いています。


仕事内容と保育士としてのやりがいは?

今勤めている園は、1歳児のみの園なので、1歳児のクラスを担当しています。日々子どもたちと遊んだり、散歩したり、制作をしたりして一緒にして過ごしています。すき間時間には手作りおもちゃを作ったりとか、一週間をどう過ごすかの計画を作成したりしています。

他の園とは違い、1年間で子どもたちがみんな巣立っていくので、寂しいというのもありますけど、1歳児ならではの成長を見届けられるのは非常に楽しいです。3月が終わるとまた新しい1歳児が入ってくるので、一人ひとりの個性を把握するのは大変ですが、「だいたいこのくらいの時期になるとこれくらいのことができるようになって」というような見通しも立てられるようになりました。小規模園なので、子どもたち一人ひとりとじっくり向き合うことができていると思います。


日々大切にしていること・心掛けていることは? 

まずは子どもたちの安全を守って、安心して過ごせるように環境を整えることですね。そして子どもたちが安心して過ごせるように、自分自身の心も整えることを心掛けています。

はっきり意思を伝えることができない年代の子どもたちなので、表情とか行動をよく見て、一人ひとりが「今何を考えてるのかな?」「なんでこれが嫌なのかな?」を汲み取るようにしています。言葉じゃないところで汲み取ったりするのは難しいですが、そこが保育の仕事の醍醐味なのかなと思います。

私には子育ての経験もあるので、なんとなくの雰囲気で子どもたちの思いを汲み取れたりすることもありますが、そういう時には幸せを感じますね。子どもたちと過ごす時間を、自分自身もしっかり楽しむことを大切にしています。


職員との人間関係や仕事の環境面で良いと感じるところは?

私はこれまで5つの園を経験していますが、どの園もアットホームな雰囲気で、自分が自然体で働くことができています。それはピノキオの社風みたいなものもあるのかなと。

私には子育て経験はあるものの、保育に関しては未経験・無資格で入社したので、ちょっと不安もありましたが、チューター制度や様々な内部研修が充実していたおかげで、あまり不安を感じずに仕事になれることができました。

また、シフトの希望もほぼほぼ全部受け入れてもらえたので、子育てと仕事の両立もできました。我が子の学校行事や習い事も多かったので、早退や休みなどシフトの希望をたくさん言ってきたんですけど(笑)

5年間、8時半〜13時半の固定パートという勤務形態も受け入れてもらえたので、我が子が小一とか小二の小さい頃は、お家にいて「おかえり」と迎え入れることができました。


 

これからチャレンジしてみたいことは?

ピノキオでは見たことはないですけど、我が子が通っていた保育園では、常にギターを持っている男性の先生がいて、子どもたちから大人気でした。

私は楽器ができたらいいなとずっと思っていたので、ギターを弾けるようになりたいと思っています。それを持ち歩きながら子どもたちとジャンジャーンなんてできたらいいなと(笑)





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