保育士の履歴書の書き方は?自分の魅力を伝えるポイントをわかりやすく解説【保育業界Q&A】

2021.02.19保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

就職活動の成功への鍵を握ると言っても過言でもないのが、企業へ提出する「履歴書」。面接に進むか否かは、まず採用担当者が書類選考を通じて判断するため、履歴書ではあなたの自己PRや魅力をしっかり伝える必要があります。

今回は、基本的な保育士の履歴書の書き方と、自分自身の強み・魅力をアピールできる書類作りの方法について、わかりやすく解説します。

履歴書を書くポイント

初めて履歴書を書く人や、保育士になるための履歴書を書いたことがない人にとっても、履歴書を書くこと自体は決して難しくありません。履歴書の書き方次第で、就職活動を成功に繋げることができます。下記の3つのポイントを意識して履歴書を書き、自身の保育士としての資質をアピールしましょう。

〈履歴書を書くポイント3つ〉

  • 字は丁寧に美しく書く

字が美しいのに越したことはありませんが、丁寧に書くことで真面目さが伝わります。保育士の仕事では、日誌や保育計画書など様々な書類作成も必要で、まだまだ手書きで行う場合が多いです。子どもにも保護者にも読みやすい字を書くことが求められますので、履歴書の段階から字は丁寧に美しく書くことを意識しましょう。

  • 志望動機は具体的に、ポジティブに

自分の想いをただ書くだけでなく、園の方針や求める人物像と重なる部分を書くことで、採用担当者側も納得できるような具体性が出てきます。自己分析と企業分析をしっかり行った上で、自分自身が職場で何を実現したいかをポジティブに書くようにしましょう。

  • 保育に絡めた趣味や特技を

保育士の仕事では、運動や音楽などで日々子どもたちと遊ぶ時間も多いです。そのため、ピアノや歌、ダンスなどを趣味・特技として記載すると非常に好印象になります。

志望動機の書き方

履歴書を書く時に一番悩ましいのが、志望動機でしょう。採用担当者が書類選考を行う上で、最も重要視する項目でもあります。保育への熱意を伝えることはもちろん、職場で自分自身がどのように貢献できるかをアピールするようにしてください。志望動機は下記の4つのポイントを意識しましょう。

〈志望動機を書くポイント4つ〉

  • 保育士として働きたいと思ったきっかけ

まずは、保育園で働きたいと思ったエピソードを書きましょう。自己分析をすることで、具体的な体験や経験を整理してください。

  • なぜこの保育園なのか?どんなところを魅力に感じたか?

次に、数ある保育園の中でも、なぜその保育園で働きたいのかを伝えましょう。園の保育理念や雰囲気、就業条件など、企業研究を通じてあなたの心が響いたことを整理してください。

  • 自分が保育園で活かせる経験・スキル

また、自身が保育士としてどのように活躍できるのかについて、採用担当者がイメージできるように書きましょう。スポーツや音楽などの特技や趣味でもいいので、自分自身のスキルや人間性が保育士という職種でどのように発揮できるかを考えてみてください。

  • 今後その保育園でどう活躍したいか/どんな園にしたいか

最後に、希望の保育園で働くことができたら、自分自身が成し遂げたいことを具体的に書きましょう。採用担当者が採用を決める上で、後押しするのが“応募者の熱意”です。自分がこの園で働いた時に活躍できることや向上心をアピールしましょう。

また、志望動機については下記記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

▶︎保育士の面接対策!「志望動機」を考える時のポイントと注意点とは?【保育業界Q&A】

http://hoiku-note.pinoh.co.jp/hoiku-qa/mensetutaisaku-shiboudouki/

▶︎なぜ保育士を目指したの?ピノキオ幼児舎職員の志望動機やきっかけに迫る

http://hoiku-note.pinoh.co.jp/pinokio-study/shiboudoukiyaki02/

こんな時はどうする?

他にも履歴書には、様々な項目があります。記載する上で多くの人が疑問に思いそうな項目の書き方についてまとめて見ました。

Q.日付はいつを書けばいい?

 履歴書を書いた日ではなく、履歴書を提出する日を書きます。

Q.入社or入職?退社or退職?

 「株式会社」や「有限会社」に就業した場合は、「入社」「退社」と記入します。「社会福祉法人」や「NPO法人」に就業した場合は、「入職」「退職」で統一します。

Q.現在勉強中の資格は書いても良い?

 現在取得に向けて勉強中の資格があれば、取得予定時期を含めて記載してもOKです。採用する側から求められているスキルを見極めて、向上心を最大限アピールしましょう。

最後に、記入漏れや誤字脱字がないか確認するようにしましょう。同時に空白がないか、顔写真は貼られているかもチェックしましょう。また、出来上がった履歴書は面接準備の際にも必要なため、必ずコピーを取っておいてください。

まとめ

履歴書は、まだ会ったことのないあなたの人間性・スキルを知る大事な書類です。内定を勝ち取るには、まずは書類選考を突破し、面接に進むことが不可欠。自分自身の保育に掛ける想いや経験を最大限にアピールできるよう、履歴書は気持ちを込めて書くようにしてくださいね!

 

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