作って食べて、楽しみながら行う食育活動!感染症対策の工夫を凝らした安心・安全な保育への取り組み

2021.02.15ピノキオ研究所 , ★新着記事 , ★おすすめ記事

様々な経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を身に付け、健康的な食生活を実践できる力を育む食育活動。ピノキオ幼児舎では、感染防止対策にも配慮しつつ、「今だけじゃなく、成長したこの先もずっと食べることを楽しんでほしい、自分で食べるものを選べるようになってほしい」という思いの元、食育活動を盛んに行っています。今回は、各園における食育活動の一端をご紹介します。

楽しく食事の時間を過ごそう!【関町保育園】

関町保育園では、コロナ対策の一環として食事中は透明なパーテーションを設置し、飛沫防止をしています。透明な素材ということもあり、パーテーションで隔てられていたとしても、お友だちの表情を見ながら楽しく食事をしています。ある日、お月見会の特別メニューが登場した日はみんなで「おいしいね」と楽しみながらお食事している様子でした。そのほか、日常生活の中でも手洗いうがいの習慣を徹底するなど感染防止対策をいつも心がけています。

見て、さわって、感じる食育【杉並区保育室下井草南】

杉並区保育室下井草南では、今年度は調理はいったんお休みし、月に一回、給食の献立の中から季節の食材を選び、“食材に触れる”食育を行なっています。8月はとうもろこしの皮むきと野菜スタンプ作りを、9月はキノコの観察を、10月はお月見団子作りをしました。キノコの観察では、シメジのにおいを嗅いだり、エノキをバラバラにしてみたり…身近な種類のキノコはすべて観察しました。それ以来、キノコが給食のメニューの中に入っているとすぐに見つけられるほど、全員キノコが好きになりました。

野菜を好きになろう【西八王子保育園】

西八王子保育園では、今年度は野菜に親しみを持ってもらうことを目的に「野菜シルエットクイズ」や「野菜絵本から飛び出した⁉︎野菜に触れる」などの食育活動を行なってきました。今回は「ハロウィン」(〜秋の収穫を祝う〜)の意味を込めて、4・5歳児の子どもたちに秋野菜のシールを紙コップに貼ってもらいました。野菜シールには、夏の野菜も混ぜ、クイズ方式で考えながらハロウィンで使う器を作りました。これからも楽しみながら野菜を覚え、好きになってほしいですね。

秋が来た!旬の野菜を食べよう!【杉並区定期利用保育施設下井草】

杉並区定期利用保育施設下井草では、旬の野菜であるさつまいもを使った食育活動をしました。まずは、そのままさつまいもを持って見たり、指でつついてみたりし、その後は、皮をむいて色の違いを見たり、茹でたさつまいもの温度や香りを感じることで、形や色の違いを楽しんでいました。日々の食育では、3色栄養ボードが子どもたちに人気です。その日の給食に出る食材を「これは緑の仲間」「にんじんあったよ」など言いながら調理の職員と貼り付けて、保育室に戻ると「にんじんぺったんしたよー」と笑顔で報告してくれています。制約も多いですが、できることを考えながら活動をこれからも続けていきたいです。

まとめ

ピノキオ幼児舎では、各園が独自の工夫を凝らしながら、子どもたちに「食の大切さ・楽しさ」を伝える食育活動を実践しています。毎日の食事は、子どもたちの心と体の成長に欠かせないもの。生涯にわたって健康的な食生活を実践できる力へと結びつけていけるよう、今後も様々な食育活動に取り組んでいきます。

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