感染症対策の工夫を凝らした保育「造形」の取り組み紹介

2021.03.04ピノキオ研究所 , ★新着記事 , ★おすすめ記事

子どもたちの遊びの中には、造形遊びがたくさん含まれています。例えば、砂遊びや泥んこ遊び、お絵かき、積木、粘土など、様々な遊びが製作活動につながっています。ピノキオ幼児舎では、感染症対策を続けながらも、子どもたちの『やりたい気持ち』と『自由な発想』を最大限発揮できるよう、様々な工夫を凝らした製作活動を行っています。

寒天遊びで楽しくまぜまぜ!【浜田山保育園】

浜田山保育園の1歳児「りす組」では感染症対策に配慮しつつ、カラフルな寒天遊びを行いました。子どもたちは初めて触れる寒天に怖がることなく手を伸ばし、ガシッと掴み、冷たさとプルンとした触り心地を楽しみました。食紅だけではなく、みんなで育てた赤しそでも着色し、いつもの赤とは違う色合いに不思議そうな表情を浮かべていました。「あかー!あおー!」と嬉しそうに保育者に伝える姿もあり、より色への興味を深めることができました。 

初めての紙粘土と道具を使った造形遊び【桃井保育園】

桃井保育園では紙粘土を使った造形遊びを行いました。保育者が子どもたちに白い粘土を手渡しし「どんな感触?」と聞くと「柔らかい」「ふわふわしてる」と答えて興味津々の様子。その後子どもたちに青、黄色、ピンクの紙粘土を渡したところ、色を混ぜる子や、ちぎったり、伸ばしたりと遊び方は様々でした。子どもたちは筒やローラー、クリアファイル、容器といったたくさんの道具を使って、ごはんを作ったり、模様の付くローラを使い、模様を楽しみながら楽しんでいました。

初めてのスライム遊び【東尾久保育園】

東尾久保育園では初めてのスライム遊びを「ひよこ組」の子どもたちが体験しました。最初はおそるおそるスライムを触っていた子どもたちですが、慣れてくるとちぎったり、スプーンや割り箸を使って感触を楽しんでいました。また、洗濯のりと洗剤をコップの中で混ぜてスライムができる瞬間を興味津々で見ていました。今後も感触遊びを取り入れていきたいです。

さつまいもを触ってみよう!【南千住保育園】

南千住保育園では新型コロナ感染拡大で、例年実施できていた行事ができずにいる中「どうしたら子どもたちが楽しんでくれるのだろうか」「どうしたら行事のような経験ができる活動ができるのか」を保育者みんなで知恵を絞り合っています。

その中の1つが、中止となったさつまいも掘り遠足の代わりに土の付いたさつまいもを触ってみよう!という企画です。農園から送ってもらったさつまいもを見ると、いつも見るものと少し違うので戸惑う子もいましたが、大きさや形、つるなどに興味津々でした。これからも子どもたちが園でも楽しい思い出、経験のできる取り組みを考えていきたいと思います。

まとめ

この状況下でも、子どもが楽しみながら様々な経験ができるような造形遊びを保育者みんなで考えてきました。感染症が一日でも早く収まることを願いながら、子どもたちの笑顔のために、今後も色々な取り組みを行っていきたいと思います。

 

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