感染症対策を凝らした日常保育のご紹介

2021.04.05ピノキオ研究所 , ★新着記事 , ★おすすめ記事

新型コロナウイルスの感染者数がまだ落ち着かない中で、幼稚園や保育園は感染防止対策を続けています。ソーシャルディスタンスや三密回避など、感染防止対策が欠かせません。ピノキオ幼児舎では、この状況の中でも子どもたちの遊びや生活が、安心・安全に配慮しながらも充実したものになるよう、様々な工夫をしながら日々の保育を進めています。

離れていても、心は近くに【吉祥寺保育園】

吉祥寺保育園では感染症対策として、子どもたちが食事をするときは向かい合わせにならないようにテーブルの位置を工夫する日々を続けています。

それでもお友だちの存在は近くに感じていたいようで、目と目を合わせて微笑みあったり、遠くに座っている子が苦手な野菜を食べられた時には、「すごいね!」と拍手したり…。

テーブルは離れていても、心の距離はすぐ近くにあるようです。

お昼寝中もソーシャルディスタンス【月島園】

月島園では午睡の際にもなるべく距離をとりながら布団を敷き、寝かしつけています。

子どもが寝ている時も、頭や体の位置や向きに気を配り、5~10分おきにチェックをしています。その間に寝返りをした場合はその都度仰向けに戻し、安全に寝られるような体勢を保っています。午前中はたくさん遊び、お昼ごはんをおなかいっぱい食べた後、ぐっすり寝ている姿はとても可愛らしいものです。

      

給食時間の新しい日常【練馬高野台保育園】

練馬高野台保育園では保育者全員がマスクを着用することが日常になっている中、給食やおやつの介助に入る際には、子どもに咀嚼を促す目的でクリアマスクを導入しています。

乳児クラスの子どもたちは大人の口の動きを真似してもぐもぐ、カミカミすることを覚えます。子どもたちも久しぶりに保育者の顔が全部見ることができ、嬉しくもあり、少し恥ずかしいような反応をみせていました。なんと「先生ってこんな顔してたんだ~」という声もありました(笑)。

クリアマスクを付けている間は必要以上に話さず、接触も避けながら過ごしています。新しい生活様式の中でも子どもたちにとって何が大切なのかを考えながら活動していきたいです。

   

新しい生活リズム【南柏保育園】

南柏保育園では今年度は新型コロナウィルスの影響で色々なことが変わりました。感染症対策に取り組んだ当初、子どもたちは戸惑っていましたが、すぐに慣れて生活の一部になりました。

まず毎朝の検温です。今までも行っていましたが、感染症対策や密を避けるために非接触型の体温計を取り入れました。最初は嫌がる子もいましたが、今では自分からおでこを出したり、ブロックを体温計に見立てて「お熱はかりまーす!」と楽しむ姿が見受けられます。また、手洗いも徹底し、散歩から帰るとすぐに水道のところに行き、上手に手を洗っています。

食事では対面に座る際、対策としてパーテーションを立てることも日常の風景になりました。お友だちと顔を見合わせ、微笑む姿が可愛らしく、感染症対策でいろいろと不安もありますが、子どもたちにとって必要な生活習慣が身に付くことはいいことだと感じました。

   

まとめ

新型コロナウイルスによる影響は今後も続くことが予想されるため、感染症防止に対応する新しい保育の在り方やライフスタイルを模索していく必要があります。ピノキオ幼児舎では、子どもたちの遊びや生活が少しでも充実したものになるよう、園全体で感染症防止のための様々な工夫を通じて、安心・安全な保育の実現を目指していきます。

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