ダイナミックな遊びができる男性保育士の強みを活かして、子どもたちと一緒に楽しむ!【保育士に聞こうVol.17宮田和】

2021.03.30保育士に聞こう , ★新着記事 , ★おすすめ記事

小さな子どもたちの成長に間近で携わることができる職業として人気のある保育士。子どものお世話はもちろん、保護者対応から事務作業まで、仕事は多岐に渡り大変な一面もありますが、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。

「保育士に聞こう」では、ピノキオ幼児舎で働いている保育士にインタビューし、入社の経緯から仕事の魅力、職場環境、将来の目標まで、“保育に掛ける想い”を聞いていきます。保育士を目指している方は、現場で活躍する先輩たちの生の声から、自身が保育士として働く姿をイメージしてみてください。

Q1. 保育士を目指そうと思ったきっかけは? 

私は元々小さい子どもが好きだったのですが、息子が保育園に通っていた時に、保育士体験というものがありました。そこで保育士の仕事を少し体験したところ、楽しいと感じたのがきっかけです。前職は建築関係でCADのオペレーターをやっており、全く異なる職種ではありましたが、保育の仕事への強い想いがあり、保育士を目指し始めました。

Q2. ピノキオ幼児舎との出会いは?

働く保育園を探していた時は、まだ保育士資格を取得していなかったので、資格無しでかつ男性でも働くことができる保育園を探している中で、ピノキオ幼児舎に出会いました。2011年に入社し、最初はパートから始まり、働きながら保育士試験を受け続けて、やっと一昨年資格を取得することができ、そこから社員になりました。

保育士試験の通信学校には通わず、独学で勉強をしていましたので、勤務の休憩中に参考書を読んだり、行き帰りのバスで過去問を解いたりと、働きながら合格するのは非常に大変でした。一方で、試験の内容には働いていないとわからない問題も出題されたりしていたので、働いていることがメリットに感じることも多々ありました。

実技では、普段保育の仕事でやっている読み聞かせを活かすことができましたし、音楽のピアノも園で練習をすることができましたので、保育の仕事がそのまま試験に活きることも多かったです。周囲の先輩や後輩もサポートしてくれて、時間は掛かりましたが保育士試験に合格することができました。

Q3. 仕事内容と保育士としてのやりがいは?

パートとして働いていた頃は、いろいろな園に異動していましたが、正社員になってからは高円寺園で働いています。今は、2歳児クラスの主担として、9名の子どもたちを3人の保育士で見ています。子ども9名に対して3人の保育士というのは少し多いとは思いますが、子どもたちにとっては色んな先生と深く関わって遊ぶことができるので、そこは小規模保育の良い点だなと感じています。

主担の仕事としては、子どもたちのお世話はもちろん、他クラスとの連携のための橋渡しの役割をしたり、書類の作成をしたりすることが多いです。

Q4. 日々大切にしていること・心掛けていることは? 

子どもたちと一緒に楽しむことを日々大切にしています。保育士が楽しんでいないと、子どもたちも楽しめないと思うので、まずは自分自身が遊びを全力で楽しむようにしています。

子どもたちが、身体を持ち上げたり肩に担いだりする遊びが大好きで、一人にしてあげると、「次私!」「僕も!」と集まってきます。2歳児は体重も重くなってきていますし、2人同時にやったりすると、もう体力がもたないですね(笑)。でも子どもたちが喜んでくれるので、ついつい頑張ってしまいます。男性保育士はまだまだ少数派ですが、このようなダイナミックな遊びをしてあげられるのが、男性保育士の強みだと思っています。

また、やってはいけないこと、例えばお友達を叩いたりしてしまった時には、「○○だからダメなんだよ」というように、やってはいけない理由もきちんと説明してあげた上で注意することを心掛けています。

Q5. 職員との人間関係や仕事の環境面で良いと感じるところは?

高円寺園の職員はみんな仲良しで親切です。私はいじられキャラなのですが、同じクラスで一緒に働く人たちは、私のくだらないおやじギャグに呆れつつも時々笑ってくれたりします(笑)。私より年齢の低い職員が多いのですが、若い子たちとも話ができる機会も多く、刺激もあり日々を楽しみながら過ごすことができています。

Q6. これからチャレンジしてみたいことは?

コロナ禍でイベント行事がなくなり、子どもたちが楽しみにしていた遠足もなくなってしまったので、今年はできるのであれば遠足に行きたいですね。毎年バスに乗って杉並区の杉並自動交通公園に行っているのですが、補助輪付きの自転車やコンビカーに乗ったりできて、2歳児がたくさん楽しめる場所なので、連れて行ってあげたいです。

また、将来的には、私自身はステップアップというよりは、現場で子どもたちと関わりながら遊び続けたいと思っています。役職が上がると、子どもと関わる機会も少なくなってしまうので、できるだけすぐ近くで子どもたちと関わっていたいですね。

 

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