体験してみて学ぶ!ピノキオ幼児舎の保育士研修活動ご報告【vol.2】

2020.12.14ピノキオ研究所 , ★新着記事 , ★おすすめ記事

多種多様なジャンルの活動が子どもたちにとって楽しく、充実した時間になるように、保育者は日々試行錯誤を続けています。ピノキオ幼児舎でも、保育者たちのスキルアップを目的として、様々な研修プログラムを行なっており、今回はその様子をご紹介します。

 

子どもたちが遊べる環境づくりと大人の関わり方

造形活動研究所では、まず造形遊びをするうえで必要不可欠である「自由」をテーマにした大人ワークショップを行いました。子どもたちに対して、よく「何を作ってもいいんだよ。」と声をかけますが、その反応は様々です。自由制作とはいったい何なのかを理解するため、まずは自分自身が体験してみてから、考える機会をつくりました。その後、実際に子どもたちが行った自発的な楽しみ方や発見共有し、大人の関わり方や捉え方について学びました。

造形活動は子どもたちの試行錯誤、創意工夫を楽しむ機会であると同時に、保育者にとっても子どもたちとの関わりを楽しく考える機会になってくれることを願っています。

伝統や名産品に触れてみよう

私たちの住む関東の伝統に触れてみよう!ということで、江戸前寿司の技術の1つ「細工寿司」、千葉県房総地方の郷土料理「太巻き寿司」の技術から発見した「飾り巻き寿司」の調理体験を行いました。巻き上がりをイメージしながら、パーツを組み合わせていくため、巻き寿司は意外と頭を使います。巻くときはみんな真剣な表情、切る時はワクワク楽しみながら行いました。

江戸東京野菜は江戸時代から昭和40年代まで何世代にもわたって栽培されていた固定種であり、現在では約50品目が認定されています。私たちが住んでいる場所にもたくさんの伝統が息づいていることを作ってみて、食べてみて感じとり、楽しい時間となりました。

調理スタッフ向けキッチンクルーミーティング

調理スタッフの集いであるキッチンクルーミーティングでは、食の安全性を維持するための「HACCP」という国際基準の衛生管理法について学びました。食材を購入するところから提供するまでの、食事を作るすべての工程において、食中毒に繋がるリスクをしっかりと把握し、管理していきます。

日本でも食品を扱う全業者を対象にHACCPの義務化が決定されました。給食現場ではすでにこの考え方に基づいた基準で日々の衛生管理を行っていますが、改めて重要なポイントや管理手法を確認し、今より高い安全性にするにはどうするのかを考えました。

まとめ

ピノキオ幼児舎はのびやか保育の実現と、子どもたちの「学び」を育てるために、様々な活動をしています。安全に楽しく活動するためにまずは保育者が実践。子どもの成長のために保育者も日々学んでいます。

 

〈関連リンク〉

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