新設保育園で働いてみたい方必見!オープニングスタッフとして働くメリットや大変なこととは?【保育業界Q&A】

2020.12.18保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

保育士として働く際、新しい園でオープニングスタッフとして働いてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?現在、待機児童問題を背景に首都圏を中心に新設保育園が増加傾向にあります。新設保育園では、1から保育園を作り上げるという様々な魅力がある一方、新設ならではの大変さもあります。今回は、保育士が新設保育園で働くメリットや大変なことについて解説します。

 

新設保育園が増えている?

新設保育園とは、その名の通り、新しく設置される保育園のこと。近年、日本の社会問題となっている待機児童問題を解消するため、全国各地で新設保育園が続々と設置されています。それに伴い、新設保育園で働くオープニングスタッフの求人も増えているのです。

新設保育園では、開園に向けた準備を職員が1から行う必要があり、保育士や園長、調理師など、保育園で働くあらゆる職種の方を対象として募集していることが多いです。

保育士を目指している方や転職・復職を考えている方で、「フレッシュな気持ちで働きたい」「新しい人間関係を築きながら働きたい」という想いをお持ちの方は、オープニングスタッフとして新設保育園で働くことを検討してみるのも良いでしょう。

 

新設保育園で働くメリット

新設保育園で働く上では、どのようなメリットがあるのかをご紹介します。

  • 職員全員がフラットな状態から人間関係を築ける

新設保育園で働くにあたり、最大のメリットは「フラットな状態で人間関係を築くことができる」点。既存の園に就職する場合、すでに出来上がっているコミュニティに飛び込まなければならず、「輪に馴染めるかどうか」など不安を感じてしまう方も多いですよね。新設保育園では、職員全員が同じスタートラインに立って仕事をするため、安心して打ち解けることができるでしょう。

  • 保育園を1から作り上げるというやりがいがある

既存の保育園では、長年築いてきたルールやマニュアルがすでにあり、それに沿って職員は仕事を進めることが多いです。一方、新設保育園ではそのようなものはないため、まっさらな状態から全てを作り上げていくことになります。職員全員でアイディアを出し合いながら、保育園を作り上げていくことは、非常にやりがいがありますし、他の環境では中々積むことのできない唯一無二の経験をすることができるでしょう。

  • 施設や設備が新しくて充実している

新設保育園では、空調設備や防音機能など最新の設備を導入している園も多く、綺麗で清潔感のある環境で仕事をすることができます。モチベーションも上がり、日々の仕事により前向きに臨むことができるでしょう。

 

新設保育園で働く上で大変なこと

新設保育園でオープニングスタッフとして働くことで、様々なメリットを享受できる一方で、大変なことも少なくありません。

  • 開園前の準備が大変

新設保育園では、テーブルや椅子からおもちゃ・絵本まで、保育に必要なものを揃えるところからスタートするため、開園に向けた準備や仕事が多く、忙しいことが予想されます。その分、開園準備が整った時の達成感はこの上ないものになりそうです。

  • 経験がある方に負担がかかりやすい側面も

新設保育園のオープニングスタッフには、長年経験を積んだ保育士から新卒者、他業界からの転職者まで、様々なバックグラウンドを持った方が集まります。その中で、保育経験者は開園に向けた準備だけでなく、経験の浅い保育士への指導も行う必要があるため、業務負担が大きくなってしまう場合もあります。

多忙になる一方、膨大な仕事量をこなすことで、スキルアップが期待できるため、キャリアアップを目指している方にとってはチャレンジングな環境となるでしょう。

 

まとめ

今回は、待機児童問題を背景に増えている新設保育園で働くメリットや大変なことについてお伝えしました。特に東京都などの首都圏では、新設保育園の募集求人も多いため、エリアを都心に絞って探すと良いでしょう。新設保育園はオープンする年の前年秋頃から求人が出始めるケースが多いようです。

“新しい環境に挑戦してみたい”という気持ちのある保育士の方は、保育園を1から作り上げるという貴重な経験を積むことができる新設保育園で働いてみるのはいかがでしょうか?

 

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