「小規模だからこそできること」を活かし、より良い保育環境を【保育士に聞こうVol.1 大谷木美穂 】

2020.06.24保育士に聞こう , ★新着記事 , ★おすすめ記事

小さな子どもたちの成長に間近で携わることができる職業として人気のある保育士。子どものお世話はもちろん、保護者対応から事務作業まで、仕事は多岐に渡り大変な一面もありますが、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。

「保育士に聞こう」では、ピノキオ幼児舎で働いている保育士にインタビューし、入社の経緯から仕事の魅力、職場環境、将来の目標まで、“保育に掛ける想い”を聞いていきます。保育士を目指している方は、現場で活躍する先輩たちの生の声から、ぜひ保育士として実際に働く姿をイメージしてみてください。

 

ピノキオ幼児舎は、「のびやか保育」を保育方針とする、子どもの成長・安全・安心な保育を目指す保育園です。私が勤めるつつじヶ丘保育園では、現在16名の職員(園長1名、保育士13名、調理師2名)が日々の保育に励んでいます。

Q1. 保育士を目指そうと思ったきっかけは?

実は高校生まで他の夢があり、全く別の仕事がしたいと考えていたのですが、高校生の選択授業で、色々な教科がある中から保育を選んだことが最初のきっかけです。ちょっとここでは言いづらいのですが、保育が一番簡単そうだなと思って…(笑)。

しかし実際に学んでみると、自分が思っていたよりも全然簡単なことではありませんでした。勉強していくうちに、子どもに対する興味がすごく湧くようになりました。元々子どもは好きでしたが、子どもの心理をもっと知りたいと思うようになり、保育の専門学校に進学しました。

専門学校での保育実習はかなりきつくて、正直辞めたいと思った時もありました(笑)しかし、私自身途中で諦めるのが嫌な性格なので、最後までやり抜こうと思い、保育士資格を取得しました。実際に保育園で働いてみて、これまで以上に子どものことが好きになりました。

 

Q2. ピノキオ幼児舎との出会いは?

新卒で入社した園はピノキオの園ではなく、100名規模の認可保育園に3年間勤務していました。しかし、子ども一人ひとりと深く関われる、ゆったりとした環境で保育がしたいと思うようになり、小規模園が多くあるピノキオ幼児舎に転職しました。当時は西八王子園(現:西八王子保育園)で勤務していましたが、自分がイメージしていた通り、ゆったりとしたアットホームな保育園でしたね。ピノキオに入ってから、“自分がこうしたい”という目標を持てるようになり、自分自身が楽しく生き生きと働くことができています!

 

Q3. 仕事内容と保育士としてのやりがいは?

園長として、職員の育成や保護者対応など、園全体の業務をしています。小規模園のため事務員や看護師がいないので、それらの業務も全て行っています。仕事の幅も広く量も多いため、今は他の職員にも助けられていることが多いのですが、リーダーとして子どもと職員のみんなが楽しめる保育環境作りに努めています。

 

Q4. 日々大切にしていること・心掛けていることは?

ピノキオ幼児舎の「5つのお約束(保育方針)」には、「のびやか保育」「子どもひとりひとりを見つめ、大切にする」という言葉もあり、常に子どもにとって一番良いことや、成長につながることを保育に取り入れられるようにしたいと思っています。また、保護者の方に対しては、気持ちを伺ったり、できるだけ負担がかからないよう配慮したりして、安心して子どもを預けていただける園で在り続けることを大切にしています。

 

Q5. 職員との人間関係や仕事の環境面で良いと感じるところは?

職員のみんなは明るくて、同じ目標に向かって一緒に進んでいると日々実感しています。また、職員一人ひとりが充実した仕事ができるようにするためにも、プライベートを大切にしてもらえるような勤務体制をとっています。

私の目標は、まずは子どものことを第一に考え、職員一人ひとりが働きやすい職場にすること。なので、常に職員に言っているのは、プライベートを大切にしなさいということです(笑)。休む時は休み、遊ぶ時は遊ぶ。プライベートが充実することで、仕事も頑張れますし、心にゆとりを持って保育ができるようになると思っています。

 

Q6. これからチャレンジしてみたいことは?

私自身としては、まだまだ園長として力不足だなと思うところも多いので、どんなことがあっても的確に判断して、適切な対応ができる園長になりたいと思っています。そして、子どもたちが安心して様々なことを経験できる保育園にしていきたいですね。

小規模園なので、園庭やプールがなく、思いっきり体を動かせる機会がないなど、できることが限られてしまう部分もあります。しかし、「小規模だからこそできること」もたくさんあります。その中で子どもたちが色んなことを経験したり、刺激があるような保育を目指していきたいと考えています。

 

株式会社ピノーコーポレーション 採用サイト

http://recruit.pinoh.co.jp/