新設の保育園で2回目の保育に挑戦!子どもたちの成長を近くで見届けたい【保育士に聞こうVol.13田中茜】

2021.01.13保育士に聞こう , ★新着記事 , ★おすすめ記事

小さな子どもたちの成長に間近で携わることができる職業として人気のある保育士。子どものお世話はもちろん、保護者対応から事務作業まで、仕事は多岐に渡り大変な一面もありますが、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。

「保育士に聞こう」では、ピノキオ幼児舎で働いている保育士にインタビューし、入社の経緯から仕事の魅力、職場環境、将来の目標まで、“保育に掛ける想い”を聞いていきます。保育士を目指している方は、現場で活躍する先輩たちの生の声から、自身が保育士として働く姿をイメージしてみてください。

 

Q1. 保育士を目指そうと思ったきっかけは? 

私が小さい頃に、保育士として働いていた祖母の姿を見ていたのがきっかけです。祖母が夏祭りで、ソーラン節を子どもたちと一緒に楽しそうに踊っていて、その時の笑顔が誰よりも輝いていたのを鮮明に覚えています。子どもに関わる仕事に魅力を感じ、保育者になりたいと考えるようになりました。

Q2. ピノキオ幼児舎との出会いは?

保育専門の大学卒業後、大学時代にアルバイトをしていた幼稚園に就職したのですが、職場環境にギャップがあったこともあり、保育とは全く無関係の一般の会社に転職し、4年程働いていました。しかし、大学時代の友達と会って話しているうちに、日中は幼稚園で働いて夜間は学校で勉強という生活を3年間、一生懸命頑張っていた学生時代を思い出し、“もう一度保育の仕事を頑張りたい”と思うようになりました。私が幼稚園に就職すると祖母に伝えた時に、一緒に喜んでくれた祖母の笑顔が忘れられなかった記憶も、私の背中を押してくれましたね。

一度失敗している私にとって不安もありましたが、行事や保育の流れを一から自分たちで考えられ、人間関係もフラットな状態からスタートすることができる、新設の保育園のオープニングスタッフに絞って転職活動をしたところ、ピノキオ幼児舎吉祥寺第2園(現:吉祥寺保育園)を見つけ、そこで頑張ることを決意しました。

Q3. 仕事内容と保育士としてのやりがいは?

今は4・5歳児クラスの担任をしています。毎日のように「茜先生大好き♡」と言ってくれる可愛い子どもたちに囲まれながら楽しく過ごしています。2歳児からずっと持ち上がりで担任をしているので、“○○ができなかったのに、できるようになった!”と子どもたちの成長を誰よりも身近で感じることができています。2歳の時には言葉を話すことが難しかった子どもたちとも、今では普通にお喋りできることがなんだか不思議でならず、感慨深いですね。

また、今年は小規模ではありましたが、運動会や夏祭りも開催しました。特に年長の子どもたちは、一年の行事の流れをわかってくる年なので、運動会を楽しみにしていた子どもたちに思い出を残してあげたいという気持ちもありましたね。そこで、ソーシャルディスタンスを保ったり、無観客で行ったりなど、新型コロナウイルスの感染予防対策にも配慮をしながら、いくつかのイベントを無事開催し子どもたちと一緒に楽しい思い出を作ることができました。

Q4. 日々大切にしていること・心掛けていることは? 

子どもの目線で考えること、子どもたちと一緒になって楽しむことを大切に心掛けています。公園で大きな滑り台を子どもたちと一緒に「きゃっきゃっ」と笑いながら滑ったり、大人気ないかもしれませんが、広い公園でやる氷鬼も子どもたちに負けないくらい一生懸命走って本気で私も楽しんでいます(笑)

一方で、今の子どもたちが2歳児の時にイヤイヤ期があり大変でした。私自身も当時は幼稚園での経験しかなく、3歳児未満の子どもたちと関わったことがなかったので、初めて2歳児のイヤイヤ期を目の当たりにして、上手くいかなくて何度も泣いてしまったこともあります。しかし、 “その時を私も乗り越えたし、子どもたちも一緒に乗り越えてくれたんだな”と、苦しいこともあったからこそ楽しい今があるのだと凄く感じています。

Q5. 職員との人間関係や仕事の環境面で良いと感じるところは?

先輩も後輩の保育士も、みんな優しい職員ばかりで職場環境に非常に恵まれていると感じています。先輩たちは、何か相談をすると一緒になって考えてくれますし、子どもの成長を一緒になって喜んでくれます。「あの子が○○ができるようになったんです!」と私が先輩に報告しにいくと、自分の担当クラスの子じゃなくても「ええー!良かったね!!」と自分の事のように喜んでくれるので、私にとっては第二の母のような存在ですね(笑)

後輩もたくさん入社しています。私はまだ未熟ですが、後輩が相談をしてくれると嬉しい気持ちになります。いつか自信を持ってアドバイス出来るようになりたいですね。この保育園では、先輩・後輩関係なく1人ひとりが周りをよく見ていて大変そうな時は「大丈夫?」と声を掛けてくれる優しい職員ばかりなので、日々感謝しています。

Q6. これからチャレンジしてみたいことは?

今持ち上がりで見ている子どもたちが来年度(令和3年)年長クラスになるので、その子たちが卒園する姿をしっかりと近くで見届けたいと考えています。吉祥寺保育園が開園して、初めて担任を持った子どもたちなので思い出が濃く、思い入れがあるクラスです。持ち上がりで担任ができるかはまだ発表されていないのでわかりませんが、私が担任として、その子たちの名前を呼んで卒園させてあげたいという気持ちで、日々頑張っています。“さよならぼくたちのほいくえん”を卒業式で子どもたちと歌えたら幸せですね。

また、実績を積み重ねて、0〜5歳のどのクラスの子どもたちでも任せてもらえる保育者になりたいです。

 

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