幼稚園から保育園へ転職。保育の幅を広げながら、子どもたちと一緒に成長していきたい【保育士に聞こうVol.12堀瀬綾子】

2020.12.23保育士に聞こう , ★新着記事 , ★おすすめ記事

小さな子どもたちの成長に間近で携わることができる職業として人気のある保育士。子どものお世話はもちろん、保護者対応から事務作業まで、仕事は多岐に渡り大変な一面もありますが、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。

「保育士に聞こう」では、ピノキオ幼児舎で働いている保育士にインタビューし、入社の経緯から仕事の魅力、職場環境、将来の目標まで、“保育に掛ける想い”を聞いていきます。保育士を目指している方は、現場で活躍する先輩たちの生の声から、自身が保育士として働く姿をイメージしてみてください。

 

 

Q1. 保育士を目指そうと思ったきっかけは? 

子どもの頃、通っていた幼稚園の先生が凄く大好きで、憧れを持ったことが始まりです。また、私は年の離れた兄弟のお世話をすることも好きだったので、将来は必ず子どもに携わる仕事をしたいと思っていました。そこで、進路を決める際、幼児教育関係の短大を選び、卒業して幼稚園教諭免許を取得しました。

元々は幼稚園で働いていたんですけど、色々な経験をしていく中で、“もっと子どもへの理解を深めたい”という気持ちが芽生えてきました。幼稚園では主に3歳児〜5歳児のお世話をしていたのですが、0歳児〜2歳児の子どもと触れ合う機会はなかったので、自分ができる保育の幅を広げていけたらと思い、保育園への転職を決意しました。そこで、働きながら通信教育で保育士資格を取得し、ピノキオ幼児舎に入社しました。

社会人として働きながら保育士資格を取得するのは中々難しいと思いますが、私の場合は国の制度で、幼稚園での実務経験が何年かあると保育士試験の科目が免除になるという優遇措置があったので、それに合った通信教育を受講しました。休日に家で勉強をしたり、スクーリングでオムツ替えや沐浴の実技の練習をしたりして、テストに合格し資格を取得しました。保育関連の学校に通う場合は実習があり大変ですが、通信教育では実習はなく、自分のペースで勉強をすることができたので、働きながらでも資格を取得するのはそこまで難しくなかったです。

 

Q2. ピノキオ幼児舎との出会いは?

私が働いていた幼稚園の先輩がピノキオに転職をしていて、お話を聞いていたところ、雰囲気も良さそうで、いいなあと思っていたのがきっかけです。いざ私が転職活動をした際に、保育サイトなどで色々な保育園のホームページを見ていたんですけど、その中でもピノキオの「ひとりひとりに、のびやか保育。」という言葉が凄く印象に残りました。

幼稚園で働いていた時は、1クラス30人の子どもを1人で見ていて、毎日慌ただしく終わってしまうことが多かったのですが、ピノキオでは子ども一人ひとりとゆったりと関われるということに魅力を感じ、入社を希望しました。

 

Q3. 仕事内容と保育士としてのやりがいは?

私は2020年10月に入社したばかりなので、今はチューター制度で先輩の先生と一緒に1歳児クラスに入っています。子どもたちの受け入れから降園まで、1日の流れを覚えながら保育を行なっています。

幼稚園で働いていた時と違い、バギーを使って遠くにお散歩に行ったり、オムツ替えや午睡をしたりなど、今まで経験したことがなかったことがたくさんあるので、新鮮で面白いなと感じながら日々仕事をしています。

1歳児のクラスなので、子どもたちは自分の気持ちを言葉で伝えるということが難しいところがあるので、「どんな風に思ったのかな?」ということを子どもたちの立場で考えることを意識しています。言葉掛けやスキンシップを取る中で、お互いの気持ちが通じ合った時には、大きなやりがいを感じますね。

 

Q4. 日々大切にしていること・心掛けていることは? 

先程の話と重なる部分もありますが、自分の気持ちを上手に表現できない子どもたちに寄り添って、代弁者になると言いますか、受け止めてあげるということを心掛けています。

また、先生たちが楽しくないと子どもたちも楽しめないと思うので、子どもも先生もみんな一緒に楽しむことも大事にしていますね。日々の保育の中で、問題や心配事が色々出てきたりするんですが、毎日振り返りをすることで、子どもたちと一緒に自分自身も成長できたら良いなと思っています。

まだ小さい子どもたちは予想外の行動に出ることも結構多いです。危険なことが生じない環境作りも大切だと思っているので、そのような準備も入念にしています。

 

Q5. 職員との人間関係や仕事の環境面で良いと感じるところは?

小規模園ということもあり、非常にアットホームな雰囲気なところが良い点だと感じています。幼稚園で働いていた時は、自分のクラスは自分1人で見るという個人プレーをしている感じがあったのですが、ピノキオではワンフロアで先生たちが声を掛け合いながら保育をしているので、チームワークで働いているという実感があります。風通しもよく、年齢関係なく意見も言いやすいので、非常に働きやすい環境ですね。

職員全体で子どもたち全員を見守っているというスタイルが温かくて良いなと日々感じています。

 

Q6. これからチャレンジしてみたいことは?

保護者の方にとっても大事なお子様を預ける保育園ですので、安全に気を付けることはもちろん、子どもの成長を共に喜べるような環境作りに努めていきたいと思っています。また、前職で培った遊びや製作などの経験をピノキオでもどんどん活かしていきたいですね。

幼稚園で働いていた時は、4歳児〜5歳児のクラスを担当することが多かったので、製作でできることや遊びの種類なども、今担当している1歳児クラスとは全然違います。年齢に応じた活動を選んだり、一人ひとりに合った言葉掛けを模索したりなど、これからたくさん勉強していきたいです。

 

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