子どもたちにとって「保育園は楽しい場所」にしたい！“やりたい”という意志を受け止め最大限サポート【保育士に聞こうVol.10】
2020.11.26保育士に聞こう , ★新着記事 , ★おすすめ記事
小さな子どもたちの成長に間近で携わることができる職業として人気のある保育士。子どものお世話はもちろん、保護者対応から事務作業まで、仕事は多岐に渡り大変な一面もありますが、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。
「保育士に聞こう」では、ピノキオ幼児舎で働いている保育士にインタビューし、入社の経緯から仕事の魅力、職場環境、将来の目標まで、“保育に掛ける想い”を聞いていきます。保育士を目指している方は、現場で活躍する先輩たちの生の声から、自身が保育士として働く姿をイメージしてみてください。
目次
保育士を目指そうと思ったきっかけは？
中学生の時に職場体験で保育園でのお仕事を体験した際に、子どもの成長のお手伝いをするという感覚が自分にとって嬉しかったことがきっかけとなり、保育士を目指し始めました。その時は4歳児クラスを担当したんですけど、クラスの女の子が、自分が保育士をやりたいということに関して「いいんじゃない？」と言ってくれたのも凄く印象的で、私の背中を押してくれました。
その後、4年制大学に入学し、保育士資格と幼稚園教諭免許を取得して卒業しました。実習を通じて、幼稚園よりも保育園の方が自分の性格に合うんじゃないかなと感じて、保育園を選びました。
ピノキオ幼児舎との出会いは？
子どもたち一人ひとりと深く関わることができる小規模の保育園を探していました。その中で、ピノキオ幼児舎に入社していた同じ大学の先輩がいるんですけど、「小規模な園も大規模な園もあって、様々な形式の保育を経験できるからぜひおいで！」と誘っていただいたのがきっかけです。保育理念である「のびやか保育」にも共感し、何となく自分に合っているのではないかと思い、入社を決めました。
園見学では、ピノキオの番町園を見ていて、最初はそこに入りたいと思っていたのですが、もう募集が終わってしまっていたので、同じ規模くらいの月島園に希望を出し、配属となりました。新卒から4年目まで月島園で働き、今年から東尾久園に異動となりました。どの園でも子どもたちの元気な声が響いていて、アットホームな保育園だと感じています。
仕事内容と保育士としてのやりがいは？
0歳児クラスの担任をしています。主な仕事は子どもたちと一緒に遊ぶことですが、主活動に製作や音楽などを取り入れながら、子どもたちが色々な体験ができるように工夫しています。0歳児なので、トイレや手洗いなどを行うのはなかなか難しいのですが、日々の生活の中で子どもたちができそうな時には声を掛けたりして、基本的な生活習慣が身に付くように、取り組む機会を作ったりしています。事務作業としては、様々な指導計画や保育日誌などを作成しています。
私自身、0歳児を担当するのは初めてで苦労はしていますが、子どもたちのできることが増えて成長を感じる場面があったり、可愛い様子に癒されたりすることも多く、日々充実しています。
日々大切にしていること・心掛けていることは？
日々の中で、子どもたちの“やってみたい”という思いを受け止めて、様々なことが体験できるように見守っています。例えば、水風船で絵の具スタンプをする遊び。普通は水風船の底に絵の具を付けるだけなんですけど、子どもたちの中には水風船の向きを変えたり、結び目のところに絵の具を付けてスタンプする子もいたりして、面白い模様が出来上がったのを見て、「凄く面白い。自分でも勉強になるなぁ」と感じさせられることがありました。大人が思いつかないような子どもの発想やアイディアに驚かされることも多いので、子どもたちの意思を素直に受け止めてサポートしてあげたいと考えています。
職員との人間関係や仕事の環境面で良いと感じるところは？
私が所属している東尾久保育園は今年新設されたため、中途採用で入社していたり、ピノキオで長年経験を積んでいたりなど、様々なバックグラウンドを持つ職員が多く、色々な考えがあって参考になることが多いです。自分の考えを受け止めてくれたり、困っている時にも助けてもらったりしているので、安心して保育活動に臨むことができています。
これからチャレンジしてみたいことは？
日々の保育の主活動のバリエーションをさらに増やしていきたいと考えています。子どもたちの反応を見て、「楽しそうだな、面白そうだな」というリアクションが返ってくればそれを取り入れたりなどして、新しい活動を展開していきたいですね。子どもたちにとって、“保育園は楽しい場所”という印象になってくれたら何より嬉しいです。
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