保育士になるには?仕事内容や必要な資格、向いている人の特徴について【保育業界Q&A】

2020.11.24保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

子どもの成長を間近で見届けることができる仕事として人気な保育士。大事な命を預かるだけに大変なことも多いですが、様々なやりがいや魅力もあります。今回は、保育士を目指している人に向けて、保育士の仕事内容や必要な資格、向いている人の特徴をご紹介します。

 

保育士の仕事を理解する

保育士を目指す上で、まずは保育士の仕事を具体的にイメージしておくことが重要です。保育士の主な仕事は「子どものお世話」ですが、実はそれ以外にも様々な業務があります。

子どもへの対応

子どもと遊ぶことはもちろん、生活全般のお世話をしながら、心身の発達を促し、社会性を養うことが保育士の役割です。食事や睡眠、排せつ、衣類の着替えなど生活面における身のまわりのことを一人でできるようなサポートも行います。また、子どもは体調を自己管理することは難しいため、健康状態のチェックも保育士の重要な仕事になります。

保護者への対応

保護者とのコミュニケーションも保育士の仕事のひとつです。連絡帳などを通じて保育園での子どもの様子を伝えたり、定期的に懇談会や個人面談を行ったりして、保護者との信頼関係を築くことも大切です。保護者の中には、育児に対して悩みを抱えている方も多く、保育士が相談を受けることも少なくありません。保育士ならではの知識・経験で解決に導くことで、保護者からも頼りにされる保育士となり、やりがいを感じることもできるでしょう。

事務作業

子どもや保護者への対応だけでなく、保育日誌や日報、月間・年間の活動計画書の作成など、様々な事務作業も保育士の仕事です。また、清掃・整理整頓や施設内の安全点検など、子どもたちが安心・安全に過ごせる環境作りも行います。

 

保育士になるために必要な資格

保育士になるためには、児童福祉法に基づく国家資格である「保育士資格」を取得する必要があります。この資格を取得するためには2つの方法があります。

・保育士の資格が取得できる養成学校(専門学校、大学、短大など)を卒業する

・保育士試験に合格する

養成学校では、実習を行いながらしっかりと学ぶことができ、卒業すれば試験に合格しなくとも資格を取得できるのが大きなメリット。

しかし、卒業までに2~4年かかる上に学費も高いため、社会人から保育士を目指す場合は保育士試験を受ける方が多いです。

 

保育士に向いている人の性格や特徴

保育士は子どもが好きということはもちろんですが、子どもの成長をじっくりと見守る忍耐力や、保護者と信頼関係を築くコミュニケーション能力、そして大事な命を預かる責任感が必要な仕事です。子どもの成長に大きな影響を与える保育士に向いている人の特徴を見ていきましょう。

子どもと接することが好きな人

保育士は子どもを預かり、発達段階に応じた関わり方や保育計画を立てる必要もあります。ただ子どもが好きなだけではなく、保育のプロという自覚を持ち、責任をもって仕事に向き合うことが大切です。子どもの成長を優しく、時に厳しく見守りながら自立を促し、子どものために何ができるのかを精一杯考えることのできる人が保育士に向いていると言えるでしょう。

コミュニケーションが好きな人

保育士は子どもだけでなく、保護者や職場の同僚、地域の住民など、様々な関係者とコミュニケーションを取る必要があるため、それが苦にならないことが重要です。

誰とでも仲良くなれる人や相手からの信頼を得やすい人は、保育士の仕事をスムーズにこなすことができるでしょう。

どんな時も笑顔を絶やさない人

子どもは非常に繊細で、大人の気持ちを敏感に感じ取るものです。そのため、辛いことや苦しいことがあった時でもポジティブに物事を捉え、笑顔を絶やさず子どもと接することができる人は、保育士に向いています。

 

まとめ

保育士の仕事の一番の魅力は、多くの子どもの成長に密接に関わることができる点です。日々子どもと向き合いながら過ごす中で、子どもの成長を感じられた時には、大変さを上回るほどのやりがいや感動を感じることができるでしょう。保育士を目指している方は、保育士の仕事内容を理解したり、自身の性格と向き合いながら、理想の保育士になれるよう努めてくださいね!

 

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