“失敗を成功に変える”という経験を通じて、子どもたちと一緒に自分自身も成長していきたい【保育士に聞こうVol.9大口祥恵】

2020.11.11保育士に聞こう , ★新着記事 , ★おすすめ記事

小さな子どもたちの成長に間近で携わることができる職業として人気のある保育士。子どものお世話はもちろん、保護者対応から事務作業まで、仕事は多岐に渡り大変な一面もありますが、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。

「保育士に聞こう」では、ピノキオ幼児舎で働いている保育士にインタビューし、入社の経緯から仕事の魅力、職場環境、将来の目標まで、“保育に掛ける想い”を聞いていきます。保育士を目指している方は、現場で活躍する先輩たちの生の声から、自身が保育士として働く姿をイメージしてみてください。

 

保育士を目指そうと思ったきっかけは? 

高校生の時は元々違う職業を目指していたのですが、挫折をしてしまいまして、それで何をやろうかと考えていた時に、周りの友達や親戚に「保育士向いてるんじゃない?雰囲気が保育士さんっぽいよ」と言われたのがきっかけです。そこで、私自身も子どもが好きですし、保育士を目指してみようと思い、保育学科がある大学に進学しました。

大学での実習は大変ではありましたが、子どもたちがすぐに一緒に遊んでくれたりして、凄く楽しかった印象が強くて、改めて良い仕事だなと実感した記憶があります。

 

ピノキオ幼児舎との出会いは?

インターネットの保育サイトで色々な会社のホームページを見て、子ども一人ひとりとしっかり向き合える小規模園を探していました。その中で、ピノキオ幼児舎の「のびやか保育」という保育理念が印象的だったので、園見学に行きました。

大学が北千住にあったので、そこに近い南千住園へ見学に行ったのですが、園の雰囲気が非常に良くて、「ここが良い!」と即決しました(笑)

 

 仕事内容と保育士としてのやりがいは?

今は1歳児クラスの担任をしています。7名の子どもを3名の担任で見ています。

日々子どもたちと遊んだり生活をしたりする中で、私が最も意識していることは、「一緒に成長すること」。私自身もまだまだ未熟な部分があるんですけど、子どもたちの成長を感じながら、自分自身も成長したと実感できた時は、非常に嬉しいです。

例えば、製作活動の中で、前できなかったことが、ちょっとやり方を工夫してみたらできるようになった時に、子どもたちもできないことができるようになったということに加えて、自分の頭で考えて“失敗を成功に変えられた”という経験をできた時に、やりがいを感じます。

 

日々大切にしていること・心掛けていることは? 

「子どもたちの目線に立って保育する」ことを大切にしています。特に子どもたちとの関わりで難しいのが、言葉掛けです。例えば、子どもたちを他の場所に連れて行きたい時に、「行ってみようか!」と行って素直に着いてきてくれる時もあれば、そううまくいかない時もあるので「あっちに何があるのかな?」と興味を引き出して連れて行くこともあったりする場合があります。この日はこの言葉掛けで成功しても、次の日は通じないこともあり、一筋縄ではいかないですね(笑)同じ言葉掛けでも、子どもたちの気持ちや状況は毎回異なるので、子どもたちの目線に立ちながら、色々なバリエーションを考えながら日々取り組むようにしています。

 

職員との人間関係や仕事の環境面で良いと感じるところは?

職員の人間関係が非常に良いところです。年齢関係なく仲が良く、意見も言い合うことができています。日々の保育の中でも、先輩たちにアドバイスをもらったり、わからないことがあれば気軽に聞くことができます。休憩の時間も、何人かで一緒にランチに行くこともありますし、プライベートで仲の良い人もいます。職員みんなが親身になって良いところや直すべきところを言ってくれるので、ありがたい環境だと感じています。

また、小規模園であるため、子ども一人ひとりと深く関わる時間が多いのも、ピノキオの良いところですね。保護者の方からも「自分の子どもをよく見て理解してくれている」というお声をいただくことが多いです。

 

これからチャレンジしてみたいことは?

今は0歳〜2歳児を見ていますが、3歳〜5歳児の子どもたちの保育をしてみたいという気持ちが強いです。ピノキオには0歳〜5歳児の園もあるので、将来的には異動などを通じて、もう少し大きい幼児の子どもたちとも触れ合ってみたいと思っています。

 

株式会社ピノーコーポレーション 採用サイト

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