子どもたち、保育士、保護者みんなを繋げて笑顔溢れる園にしたい【保育士に聞こうVol.8高木啓多】

2020.10.21保育士に聞こう , ★新着記事 , ★おすすめ記事

小さな子どもたちの成長に間近で携わることができる職業として人気のある保育士。子どものお世話はもちろん、保護者対応から事務作業まで、仕事は多岐に渡り大変な一面もありますが、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。

「保育士に聞こう」では、ピノキオ幼児舎で働いている保育士にインタビューし、入社の経緯から仕事の魅力、職場環境、将来の目標まで、“保育に掛ける想い”を聞いていきます。保育士を目指している方は、現場で活躍する先輩たちの生の声から、自身が保育士として働く姿をイメージしてみてください。

保育士を目指そうと思ったきっかけは? 

私は工業高校の建築科に通っていたので、卒業後建築関係に就職して大工をしていました。保育士に興味を持ったきっかけは、高校3年生で進路を考えていた際、色々な専門学校や大学の人が来る説明会に参加したこと。「社会には色々な職種があって、他の人生も面白そうだな、様々な道があるんだな。」と再確認して、保育の仕事も面白そうだと思っていました。自分自身が変わっている人間なので、もし先生という仕事をしたら面白いんじゃないかと漠然と思いまして(笑)また、私自身が人と関わることが好きで、子どもたちの笑う顔もすごく好きだったのも理由の一つです。

そこで、大工を一年で辞め、その後ピノキオ幼児舎のパートとして働いてお金を貯めて、自分で学費を払って通信制の大学に通いました。

人生で人が最初に学ぶ場所である保育園で、先生として子どもたちと触れ合い、自分が関わった子たちの未来を考えると、ワクワクして楽しみに感じていますね。

 

ピノキオ幼児舎との出会いは?

私は大工を辞めた後、ピノキオ幼児舎でパートをしていました。週5日間働きながら、通信制の学校にも通い、空いた時間でレポートを書くといった忙しい生活を送っていました。その後、別の園で2年間働き、ピノキオに戻ってきました。

企業にもそれぞれカラーがあるように、保育園にもカラーがあるじゃないですか。自分に合っているのはピノキオなのかなと思い、戻って今5年目になります。本部     職員の肌感覚が現場に近くて、自分自身も活き活きと働くことができています。

 

仕事内容と保育士としてのやりがいは?

主任業務をしています。職員が休みの際に代わりにクラスに入り、保育をしたりしています。私自身、ひたすらに子どもたちと遊ぶのが大好きで、日々楽しんでいます。

一番得意な遊びは、子どもたちと本を読むこと。本を読んでいく中で、動きを加えたり、強弱を付けたりすることで、気がつくと子どもたちが“わーきゃーわーきゃー”と楽しんでくれるのが好きです。表現を工夫して、子どもたちからのレスポンスを見て、「こういう伝え方をしたら面白いんだ」とわかった時には、とことんそれを追求していってます。それを続けていると、一人ひとりに対しても「この子はこういうのが好き、逆にこういうのだと集中力がなくなっちゃうんだな」とその子の個性も絵本一つでわかっていくので、とても面白いですね。

 

日々大切にしていること・心掛けていることは? 

子どもたちや、職員、保護者の方全員が「気持ち良い」と感じられる人になりたいと思っています。

また、私自身楽しいことが好きなので、子どもたちをいかに楽しませることができるかを常に考えていますね。特に絵本については、園にある絵本を何回も読んで、「ここはこう伝えると楽しんでもらえるかな」と自分の中で整理していました。たまにネット通販でも絵本を検索して買って、練習したりしていますね。

私には5歳と2歳の     息子がいるんですけど、保育園と家での時間がごっちゃになっちゃうんですよね(笑)家で子どもが笑ってくれたことを、保育園でも実践してみると笑ってくれたり、逆も然りで、保育園でやったことを家でも試してみると良い反応が返ってくるということが良くあります。普段から色々なところに目を向けて、面白そうなことを見つけてトライするようにしています。

 

職員との人間関係や仕事の環境面で良いと感じるところは?

個人的には、男女分け隔てなく活き活きと働ける環境があることが、ピノキオ幼児舎の良いところだと感じています。現在も、園長が男性で、私の他にもう一人男性の職員がいます。

保育の仕事を長くやっている中で、どの園に行っても男性保育者はいても一人という園が多いですが、男だからどうこうということはなく、周囲の人たちと互いに尊重しながら仕事を進めることができています。前の職場の園長は女性だったのですが、今でも何かあるとすぐ相談できますし、今の園長も相談しやすい方なので、環境には恵まれていると思っています。

子どもも男の子、女の子がいるので、保育者にも男女がいた方がバランスが良くなるのでは、と感じています。国が保育士の処遇改善に取り組んでいるので、これからもっと男性の保育士も増えていくと良いなと思っています。

 

これからチャレンジしてみたいことは?

これからも変わらず、人と人とを繋げて笑顔溢れる園にしていきたいと思っています。保育園には子どもたち、職員、保護者と色々な人が関わっていますが、その線引きも取っ払ってみんなで良い園にしていけることが理想ですね。

例えば、担任の先生が休んだら何にもできないというのは寂しい。誰が入っても同じようにやり取りができて、楽しく過ごせるようにしたいですよね。保護者としても、担任の先生だからその先生のことを覚えているのではなく、この保育園にいる人だから全員覚えているというような関係性が築けたらいいと思っています。

 

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