パート保育士の仕事内容とは?正社員との働き方の違いやメリットを解説!【保育業界Q&A】
2020.08.11保育業界Q&A , ★新着記事保育士を目指している方の中には、家庭と仕事の両立や未経験であるといった理由から、まずは正社員ではなくパートとして働くことを希望する人も多いのではないでしょうか。近年の保育士不足の深刻化に伴い、ニーズが高まっているパート保育士。今回は、パート保育士の仕事内容や勤務体系、正社員との違いなど様々な切り口からパート保育士のメリットをご紹介します。
パート保育士の仕事内容
まず、パート保育士とは、時給制で雇用される非正規職員の保育士です。保育の現場では、正社員保育士だけではカバーしきれない仕事を補助してくれる、なくてはならない存在です。厚生労働省が公開している情報によると、約8割の保育園で非正規職員の保育士が受け入れられているようです。
パート保育士の基本的な仕事内容は、正社員保育士のサポートです。
(例)
- サブ担任として、担任の業務をサポートしたり、主活動や遊びの準備などを行う。
- 担任を持たないフリー保育士として、各クラスの行事や正社員保育士の配置に合わせて柔軟なヘルプを行う。
- 保育補助として、衛生管理や環境整備などの仕事を中心に行う。
園によっては正社員同様、保育業務に関わる仕事を任される場合もあれば、掃除や片付けなどの周辺業務がメインとなるケースもあります。パート保育士の求人に応募する際には、仕事内容について確認しておきましょう。
パート保育士の勤務時間
パート保育士の勤務時間は、園によって差異はありますが、週に3〜5日勤務、公立私立問わず、フルタイムパートも多いようです。
(例)
- 午前のみ(8:00〜12:00)
- 午後のみ(12:00〜16:00)
- 早朝のみ(7:00〜9:00)
- 延長のみ(17:00〜19:00)
人手が足りていない保育園では、週1日のみや土日祝日のみでも勤務可能というような求人もあります。早朝や延長、土曜日の募集はニーズが高いため、高時給が期待できます。
自分のライフスタイルに合わせて働くことができるのは、パート保育士ならではのメリットです。
パート保育士の時給相場
パート保育士の時給相場は、900円〜1200円。都市・地方によっても水準が異なる上、各人の勤務実績や勤務時間、経験によって時給が変わってきます。
また、パート保育士を確保するために、就職祝い金や寸志程度のボーナスといった各種手当や退職金があるなど、好条件のパート保育士の求人も増えてきています。
しかし、正社員保育士よりは年収が低くなるため、パート保育士として働くのであれば、自身がどの程度の収入を得たいか考えた上で、求人情報を見て検討していくのが良いでしょう。
保育補助としての役割
「保育士資格はないけど、子どもと触れ合う仕事がしたい」という想いをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。保育士資格が必須ではない、無資格・未経験OKの「保育補助」を行うパートもあります。
また、パートで働きながら資格を取得し、正社員になって活躍している保育士もたくさんいるので、まずはパートから始めてみるのも良いかもしれません。
まとめ
パート保育士は、自分の理想の働き方に合わせて短時間から勤務できるという自由度の高さが非常に魅力的です。また、保育士不足の深刻化により、パート保育士の仕事は急速に広がりを見せているので、保育の現場で様々な形で活躍することができます。
未経験でも保育にチャレンジしてみたい方や、仕事とプライベートを両立させたい方は、パート保育士として働くことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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