保育士が入職までに準備するべきこととは?必要な持ち物や服装・身だしなみ、心構えについて【保育業界Q&A】
2020.10.29保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事保育士生活がスタートするにあたって、期待と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。スムーズに職場に慣れ、保育士生活をより豊かなものにするためには、事前の準備が書かせません。今回は、保育士として働くまでに準備しておきたいことについて、「服装と身だしなみ」「業務で使うもの/便利なもの」「新人保育士としての心構え・準備」の3つをご紹介します。
保育士として働くにあたって
待ち望んだ楽しい保育士生活のスタートダッシュを切るためには、職場に着ていく服や髪色・メイクなどの身だしなみ、業務に必要なものなど、事前に準備しておくべきことが多々あります。
また、保育士は子どもの命を預かる仕事ですので、少しの気の緩みが危険に繋がってしまう事態も起こり得ます。入職前に必要となるものをきちんと準備しておき、新生活に備えましょう。
1.服装や身だしなみ
保育士は子どもたちと屋外で走り回ったり、臨機応変に対応したりする仕事が多いので、動きやすさや安全性を第一に考えた服を用意することがオススメです。また、保育士は、子どもたちだけでなく、保護者とも接する機会が多いため、社会人らしい信用が得られる服装と見だしなみであることが求められます。日々の行動や言葉遣いとともに、服装や見だしなみにも注意を払いましょう。
【トップス】
生地が柔らかく伸び縮みするストレッチ性のある、動きやすいアイテムを選びましょう。夏場ならTシャツ、冬場はトレーナーを着ている保育士が多いですが、奇抜なデザインのものや露出の多いものは避けましょう。
ボタンが付いているものは、万が一ボタンが取れてしまった時に、子どもが誤飲してしまう可能性があります。子どもの安全を第一に考え、できる限り余計なものが付いていない服を着用するのがベストです。
【パンツ】
トップス同様、動きやすさや安全性を備えたアイテムを選びましょう。スカートよりも動きやすいチノパンやジャージを着用している保育士も多いです。園によっては、ジャージを禁止している園もありますので、園ごとの服装規定を確認し、適切なものを用意するようにしましょう。
【エプロン】
保育士の持ち物の王道と言えば、エプロンですよね。保育園によっては指定のエプロンを着用する場合もありますが、特に指定がなければ自分で準備します。キャラクター柄のものを選ぶと、子どもたちが喜んでくれるかもしれません。メモ帳やハンカチなど、持ち物が多くなりがちな保育士には、大きいポケットが付いたものかポケットが2つあるタイプがおすすめ。エプロンは汚れやすいので、洗い替え用と園に予備としてストックしておく用で最低でも4枚は常備しておきたいですね。
【上履き】
園内用の上履きも保育士には欠かせない持ち物。こちらも事前に園指定のものがないかを確認しておきましょう。子どもたちに合わせて動けるよう、脱ぎ履きしやすく、疲れにくいものを選んでください。
【髪型・メイク】
髪色が明るすぎたり、メイクが派手だと、園の職員や保護者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。髪色は黒や暗めの茶色など、清潔感のある落ち着いた色にしましょう。
メイクはナチュラルメイクが基本。子どもの健康や周囲への印象に配慮して、濃いメイクや匂いの強い香水の使用は避けるようにしましょう。
2.業務で使うもの/便利なもの
保育士は、子どもたちや保護者への対応だけでなく、日誌や報告書の作成などの事務作業まで幅広い業務を行います。そのような業務にあたって必要な道具・便利なアイテムについて紹介します。
【筆記用具】
先輩保育士からの指示や子どもの様子などを書き留めておくため、保育士はボールペンやメモ帳などの筆記用具を常に身に付けています。キャップを取り外して使うボールペンは、園児が誤飲してしまう危険があるため、ノック式を使用するようにしましょう。
【印鑑】
日誌などの書類を作成するため、印鑑が必要となる場面は多々出てきます。簡単に押せるシャチハタ印が一般的ですが、保育園によっては禁止しているところもあるので、事前に確認して用意しましょう。
【日焼け止めアイテム】
園庭で遊んだり、保育園の周りをお散歩したりと、保育士は屋外にいることも多いです。日焼けはシミやしわ、髪のバサつきなど、肌や髪のトラブルにも繋がってしまいますので、帽子やUVカット効果のある羽織、アームカバーなどのアイテムで日焼け対策をしましょう。
3.新人保育士としての心構え・準備
より充実した保育士生活を送るためには、職場の職員や子どもたち、保護者の方々との人間関係の構築も重要な鍵を握ります。周囲の方から信頼を得て、好印象で仕事を始められるよう、新人保育士としての心構えや準備をしておきましょう。
【自己紹介】
自己紹介は、園の子どもたちや職員、保護者に自分を知っていただく重要な機会です。趣味や特技の他に、「どんなクラスにしていきたいか」など、意気込みや抱負を語るのも良いでしょう。何よりも笑顔を大切にして、リラックスして楽しく話すようにしましょう。
【遊びのネタを考える】
子どもたちが喜びそうな、簡単な遊びのネタをいくつか持っておくのも良いです。折り紙やお絵かき、塗り絵など、すでにある遊びでも少しアレンジを加えながら、子どもたちと楽しくコミュニケーションをとっていきましょう。
【生活リズムを整える】
保育園では、朝早くから夕方まで長時間子どもたちを預かりますので、就業時間に合わせた生活を心掛けましょう。また、保育士は健康第一の仕事でもあります。日頃から体調管理には気を遣い、健康な状態で保育業務に臨めるようにしましょう。
まとめ
子どもたちや保護者の方から信頼される保育士は、服装や身だしなみにきちんと気を配っています。園の規定を確認した上で、必要なアイテムを揃えておきましょう。
保育士になる前に入念な準備をしておくことで、不安や緊張を和らげることにも繋がります。働く園での内定が決まったら、少しずつでも保育士になる準備を進めていってくださいね!
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