保育士の転職あれこれ。転職の最適なタイミングや準備・注意点を知る【保育業界Q&A】

2020.10.30保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

「職場環境を変えたい」「待遇面を改善したい」「出産や引越しなどでライフスタイルが変わった」など、様々な理由から転職を考える保育士は少なくないのではないでしょうか。しかし、どのような流れで転職活動を進めれば良いかわからないと言う方も多いかもしれません。今回は、保育士の転職の最適なタイミングや準備・注意点などについてご紹介します。

 

保育士が転職を考える様々な理由

憧れの保育士の仕事を始めてみたものの、様々な理由で退職や転職を検討する方が多くいらっしゃいます。特に女性保育士の場合、結婚や出産、引越しなどといった事情で、一旦職場を離れる方が多いのが実情です。また、労働環境や人間関係、保育方針の行き違いや待遇条件面の不一致などで、辞める方も多いです。

今回は、転職や退職をするにあたって、最適なタイミングや転職前後の注意点について見ていきましょう。

 

保育士の転職の最適な時期

多くの園が、11月から12月頃にかけて職員のヒアリングを行い、来年度のキャリアについての希望を確認します。転職・退職を検討している人は、この時期に上司に伝えることになります。

保育士の求人は、年明けの1月〜3月が最も多くなります。11月くらいから時間のある時に求人に目を通して、どんな求人があるか、どんな園が職員を募集しているかを調べておくことをオススメします。

 

転職の準備は早めに

働きながらだとなかなか忙しくて転職活動の時間を作れないという人も多いかもしれませんが、インターネットで求人の情報を集めて、平日の休みなどに面接できるように予定を立てると、上手に転職活動を進めることができます。

また、転職に必要なサポートを全面的にしてくれる転職エージジェントを利用する方法もあります。

結婚や引越しなどで、現在の職場を辞める場合は、引越し先の保育園を探してみたり、正社員からパートへと働き方を変えたりなど、自分のライフスタイルや理想の働き方に合った職場を探してみましょう。

 

転職が決まった後にやること

  • 退職は1ヶ月前には伝えましょう

基本的には、卒園で子どもが入れ替わる年度末に辞める方が多いようです。秋の時期から年末・年明けあたりになると、園は来年度の計画を立て始めるので、その時期に退職意思を伝えると良いでしょう。

特別な事情があり、年度途中で辞める場合には、2〜3ヶ月前には伝えておきましょう。

  • 直属の主任や上司に口頭で伝えましょう

直属の主任や上司に直接で伝えるのはなかなか勇気がいることですが、退職届をいきなり提出するのではなく、口頭で誠意を持って伝えるようにしましょう。LINEやメール、電話などで伝えるのはNGです。

  • 保護者・子ども・同僚へ挨拶をしっかりしましょう

園長・先輩・同僚・後輩などお世話になった職場の人たちにしっかりと感謝を伝えて挨拶をしましょう。

また、子どもにとっても大好きな先生がいなくなってしまうのは悲しいことです。子どもたちには変わらず笑顔で接してあげて、挨拶をしてあげてください。

 

まとめ

止むを得ない様々な理由で新たな環境へチャレンジする保育士は多いです。退職にあたっては、理由やその伝え方、タイミングなどの注意点を整理しておきましょう。

きちんとした準備をして円満な退職をし、新しい職場でも気持ちよく再スタートが切れるようにしてくださいね!

 

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