保育園以外にもある!保育士資格が活かせる仕事とは【保育業界Q&A】

2020.07.17保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

 

保育士というと、保育園で働くことをイメージする方が多いかと思いますが、保育園以外にも保育士として働くことができる場所がたくさんあるのをご存知ですか?近年の待機児童問題や共働き家庭の増加により、保育士資格保有者が活躍できる仕事や職場の選択肢の幅が広がりつつあるのです。今回は、保育施設以外で、保育士が活躍できる仕事や職場の種類についてご紹介します。

保育士の活躍の場が広がる背景

保育士の仕事場として一般的なのは保育施設、いわゆる「保育園」ですが、保育施設以外にも様々な職場があります。保育士は、資格取得の過程で子どもの成長に必要な知識はもちろん、療育や保護者への働きかけなど、高度な知識を持っています。近年の都市部における待機児童問題や共働きの増加などのライフスタイルの変化に伴い、保育施設以外の様々な場所でもその専門性が必要とされているのです。

保育士の専門性を活かせる職場の種類

では、保育園以外で保育士が活躍できる仕事や職場を見ていきましょう。

1.児童養護施設

保護者がいないなどの理由により家庭生活が困難な子供が生活する施設で、主に6歳未満の子どもに生活面の指導や身の回りの世話などを行います。また、将来的な自立に向けて必要な知識を学ばせていくという役割も担います。

2.乳児院

基本的には満1歳未満の乳幼児が入所対象で、1歳をすぎると児童養護施設に移ります。児童虐待の被害者や父母の精神疾患などの理由で入所した子どもの生活を保護者に代わって支えます。

24時間体制の中でのシフト勤務となり、保育士1人につき1人〜3人の子どもを担当。家庭的な行事や入浴介助、定期検診など、一般的な家庭で行われる機能を代行します。

3.障がい児施設

障がい児施設とは、障がいを持つ子どもの保育や生活指導、自立支援を行う施設です。入所施設と通院施設の2種類があります。

障がいの種類によって異なる働きかけが必要なため、社会福祉士や栄養士など他の専門知識を持った職員との連携が不可欠です。

4.母子生活支援施設

母子家庭、あるいは何らかの事情で離婚の提出ができないなど、母子家庭に準じる家庭の女性が、子どもと一緒に利用できる施設です。

様々な事情で入所されたお母さんと子どもに対して、心身と生活を安定させるための相談・援助を進めながら、自立を支援していきます。

まとめ

保育士には、保育園以外にも活躍できる場がたくさんあります。保育士の資格取得を目指している人は、働く場所を保育園に限定するのではなく、広い視野で自分自身の理想に合った職場を探してみましょう。今保育士として働いている人で、保育園以外でも働いてみたいと感じた場合には、他の職場で保育士資格の専門性を活かすことで、新たなやりがいを発見できるかもしれません。幅広い可能性に目を向け、自分自身に合った働き方を見つけてくださいね!

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