保育士に年齢制限はある?保育士の年齢層や年齢別のメリットを解説【保育業界Q&A】

2020.10.16保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

「保育士は何歳まで働けるの?」「保育士の仕事をしてみたいけど、40代の私でも採用してもらえるのかな?」など、年齢を理由に保育士になることを諦めてしまっている方はいませんか?保育士は若い人が多いというイメージはありますが、実際には幅広い年齢層の方が保育士として活躍しています。今回は、保育士になることを検討する際に気になる年齢制限について解説します。

 

保育士に年齢制限はある?

保育士になるのに年齢制限はありません。保育士資格の取得には、年齢の上限は特に決められていないので、いくつになっても保育士を目指したいと思ったタイミングで、資格取得にチャレンジすることができます。

また、国や自治体の取り組みによって、待遇が改善されたり、長く勤務できるようライフステージに合わせたキャリア形成など、働き方や環境の選択肢が増えています。

求人については、一部特例を除き年齢制限は原則禁止されています。しかし、現実には書類選考の際に保育園内で年齢制限を設けているところもあるようです。

20代〜30代の年齢層を求めている園は多いですが、中には若い方に限らず、40代〜50代の方も採用し、幅広い年齢の保育士が活躍している園もあります。

 

保育士の年齢層は?

東京都の保育士登録者については、10代〜20代が一番多くの割合を占めていますが、数年前より数%減少傾向にあります。意外にも、50代〜60代の各年代まで幅広く分布しているようです。

(出典:平成30年度「東京都保育士実態調査」より作成)

 

年齢を重ねてから保育士になるメリット

40代〜50代の年齢層の強みは、社会人経験や子育てで得た学び・知識を保育に活かせること。10代〜20代の若手の保育士よりも、保護者対応などを任せやすいという面もあるようです。

一方、子どもたちを抱っこしたり、一緒に駆け回ったりなど、体力面の不安は出てきます。保育の中でも、年代によって適切な仕事・立ち回りがありますので、それを考慮した配置をしてくれる園を選定できると良いですね。

また、30代の人はまだまだキャリア形成においては若手の部類に入るため、主任や園長などの幹部候補も目指せるでしょう。

 

まとめ

現在日本では、保育士の人材不足が深刻化していることもあり、保育士は幅広い年齢の人がチャレンジできる職業に変わりつつあります。東京都をはじめ各自治体で、一度離職してしまった人が復帰しやすいようにサポートする制度が整備されつつあります。また、出産や子育て、介護などライフスタイルに適応した働き方や環境を選べる園も増えています。

「保育士になりたい!」という想いさえあれば、誰もが保育士を目指せますので、年齢は気にせずチャレンジしてみてくださいね!

 

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