保育園見学は行くべき?必ずチェックするべきポイント3つとは【保育業界Q&A】

2020.09.29保育業界Q&A , ★新着記事 , ★おすすめ記事

保育士を目指されている方の中で、「働きたい保育園は見つけたけど、自分に合うか不安」「人間関係や職場環境が心配…」などと不安を抱えている方はいらっしゃいませんか?そんな時に役立つのが、応募前に園の施設や職場環境の様子を目で見て確かめることができる「園見学」。園見学を行うことで、HPや口コミで得た情報を元に自分が持ったイメージと、実際の現場の雰囲気とのギャップを埋めることができます。今回は、園見学でチェックするべきポイントを3つご紹介します。

 

園見学のメリット

園見学とは、就職する保育園や幼稚園に応募する前に、その園に訪問して施設や保育の様子を実際に見せてもらうこと。就活者にとって、園見学はHPや口コミでは知ることのできない生の情報を得られる貴重な機会です。

たった数十分でも実際に現場を見ておくことで、設備、働いている保育士や子どもたちの様子など、様々な情報を得られ、不安を拭うことができます。また、いくつかの園で迷っている場合は、複数の園を比較することで、自分にはどんな職場環境が合っているのかについての理解を深めることもできます。働く保育園を決める時、園見学は必ず行っておきたいものです。では、園見学で見るべきポイントはどのような所なのでしょうか?

 

ポイント①子どもたちの様子 

園見学においてまず見るべきポイントは、子どもたちが「楽しそう」「幸せそう」「リラックスしていそう」かどうかです。子どもたちは非常に繊細で素直なので、日常生活で感じていることがそのまま表情や態度に出ています。例えば、先生が日常的に叱っていると子どもたちは楽しく園で過ごすことができなくなってしまいます。一人遊びをしている子に対して声を掛けることなく放置してしまっていたり、逆に子どもの自主性を重んじずに過干渉しすぎたりなどの様子が見られると、少し注意が必要です。

 

ポイント②清掃や壁面装飾、おもちゃ

子どもたちを預かる上で、安全で清潔な保育環境を整えられているかどうかは、保育の基本です。保育室は清潔であるか、整理整頓ができているかをチェックしておきましょう。

また、子どもの創造力や発想力を培うのに効果的なおもちゃや絵本をたくさん備えている園は、子どもの成長のことを第一に考える姿勢がうかがえます。

楽しい壁面装飾や、子どもたちの製作物は、保育の環境をより明るく、季節感のあるものにしてくれます。設備やおもちゃなどの保育環境を見ることで、その園の子どもに対する配慮や扱いをチェックしておきましょう。

 

ポイント③園全体や職員の雰囲気

その園で働く職員同士の人間関係や雰囲気は気になるところ。自分自身が心地良く働いたり、保育スキルを高めて成長していくためには、職場の環境は非常に重要です。ふとした会話や子どもたちから見えないところでの態度などから、普段の人間関係を垣間見ることができます。

例えば、えこひいきや差別をして子どもに接している先生がいないか、職員室で保護者や子どもの愚痴を言っていないか、職員同士でいじめやパワハラのようなことがないかなど、そこで働く職員の様子に注視しておきましょう。

 

まとめ

園見学は、その園が自分に合っているかを肌で感じることができる絶好の機会です。また、就職を検討している園に実際に訪問してみることで、その園への志望度の高さややる気のアピールになったり、面接時にエピソードや想いを話しやすくなることも。自分に合った園を見つけるためにも、園見学はしっかりと行うことをオススメします。

 

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